ドライバー派遣会社の登録から就業までの大まかな流れをチェック!

公開日:2023/01/15  最終更新日:2022/11/22


派遣社員の第一歩は、派遣会社への登録です。しかし、登録の方法やどのように就業していくのかといった流れが分からず、不安だという人も少なくないでしょう。ここでは、ドライバー派遣会社に登録する方法や、就業までの大まかな流れ、派遣登録時の注意点を解説します。不安を解消して、新しい働き方への第一歩を踏み出してみましょう。

派遣登録の種類ごとのメリット・デメリット

派遣登録の方法は、大きく分けて3種類あります。すべての派遣会社ですべての方法を採用しているわけではありませんが、方法によってメリットとデメリットが異なるため、自分に合った方法を選択しましょう。

来社登録

派遣会社に直接訪問して登録会に参加する方法です。もっともオーソドックスな方法で、事前に予約が必要です。予約の際は、電話やWebのフォームから連絡します。来社登録の場合、派遣会社の担当者と対面で話せるため、自分の情報や希望が伝えやすく、派遣先の紹介などスピード感のある対応が期待できるのがメリットです。一方、来社時には日程調整が必要で、登録会当日も1~2時間程度の時間を割く必要があります。また、会場での登録会の場合、人数制限があるため、希望の日程に参加できない場合もあります。

電話登録

電話で担当者と対話しながら登録する方法です。電話登録の場合も、事前に電話もしくはWebのフォームから予約を入れる必要があります。会場に移動する必要がなく、対話で自分の情報・条件を伝えやすい方法です。一方で、来社での登録会であれば希望する条件などのヒアリングから仕事紹介まで1日で終わらせる内容を、何度も電話のやりとりをして進めなければなりません。手間と時間がかかるため、来社登録ほどのスピード感がなく、希望する仕事の募集に乗り遅れてしまう場合もあります。

Web登録

派遣会社のWebフォームから、経歴・希望などの情報を入力する方法です。事前の予約などは必要なく、入力を行うだけで登録が完了するため、登録の方法としてはもっとも楽な方法だと言ってよいかもしれません。ただ、登録までは早いのですが、ヒアリングなどはないため、入力された経歴以外の情報や人柄などは十分に伝えられません。そのため、希望がうまく伝わらず、他の方法に比べるとミスマッチが起きる可能性が高くなります。ただし、近年では電話登録同様、Web上で面談を行うケースも増えてきています。Webミーティングを行う環境があれば、実施できるかどうかそれぞれの派遣会社に確認してみてもよいでしょう。

ドライバー派遣会社の登録から就業までの大まかな流れ

派遣会社への登録から派遣先での就業までは、早くとも数日から10日程度かかるのが一般的です。ここでは、ドライバー派遣会社に登録してから実際に就業するまでの一般的な流れを解説します。

(1)登録

まずは派遣会社に登録します。最初は電話・Webサイトのフォームから予約を行います。Webで登録する場合はそのままフォームに情報を入力すると、登録完了です。来社登録会や電話で登録する場合は、予約の日時に来社もしくは電話で改めて登録を行います。いずれの方法で登録する場合も、登録の段階で派遣会社に対して自分の基本情報や希望する条件を伝え、スキルチェックなどを行うのが一般的です。

(2)求人への応募

登録が完了すると、派遣会社から希望の条件に合った求人情報の提示を受け、具体的な求人に応募を開始します。

(3)派遣会社内での選考

求人に応募すると、派遣先の要望にマッチしているかどうかを派遣会社の中で選考が行われ、派遣会社での選考を通過した求職者が派遣先に紹介されます。

(4)職場見学

就業する前に、派遣会社と就業先企業の担当者立ち合いのもと、実際の職場を見学することが可能です。この時点では、内定はしているものの、就業が本決まりとなっているわけではありません。実際の職場の様子を十分に確認しましょう。

(5)就業開始

職場見学まで終えて、求職者と企業先がお互いに合意すれば、いよいよ就業です。

派遣登録時に注意するべきポイント

派遣会社に登録する際には、ドライバーの仕事を探しやすい派遣会社を探すことが大切です。派遣登録時には、次のようなポイントに注意を払いましょう。

実績のある派遣会社に登録する

実績の豊富な派遣会社は、派遣先企業との太いパイプを持っていることがほとんどです。そのため、求人数が多いだけでなく、募集がかかる職種も幅広い傾向にあります。同じ派遣会社からの就業人数も多いため、シフトなども融通が利きやすく、派遣先でもライフスタイルに合わせた働き方がしやすくなります。

ドライバー業界に強い派遣会社を探す

ドライバーのように専門色の強い仕事の場合、業界に特化した派遣会社のほうが仕事を探しやすいのでおすすめです。情報収集も、特定の業界に対して一般的な派遣会社より深く行うため、業界の状況も把握しやすくなります。

複数の派遣会社に登録する

派遣は有期契約がほとんどです。1つの派遣先の契約が終了しても、継続的に次の仕事を紹介してもらえるとは限りません。また、登録したからといって必ずしも仕事が見つかるわけでもありません。複数の派遣会社に登録しておくことで、紹介される仕事の数が増え、効率よく仕事を探すことが可能です。

ただし、あまり多くの会社に同時に登録すると管理しきれず、それぞれへの対応が雑になる場合があります。各派遣会社からの信頼を損なうことにもつながるので、同時に登録する会社は自分が管理できる程度に留めておくのがおすすめです。同時に登録するのは2~3社程度というのが一般的です。

まとめ

ドライバー派遣会社では、会社での登録会・電話・Webフォームを通じて登録した後、求人への応募や選考を経て最終的に派遣先に就業します。とはいえ、登録すれば必ず仕事先が見つかるわけではないため、派遣会社選びにも工夫が必要です。ドライバーの場合、実績が豊富で業界に強い会社に登録することで、就業にこぎつける確率が上がります。また、複数の会社に登録することで、さらに効率的に仕事を探せるようになるでしょう。

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